昼顔

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1966年 フランス
監督 : ルイス・ブニュエル
出演 : カトリーヌ・ドヌーヴ 、ジャン・ソレル 、ジュヌヴィエーヴ・パージュ 、ミシェル・ピッコリ 、フランソワーズ・ファビアン

(ネタバレあるので気をつけてね)
とっても難しい映画。
ストーリーも難しい。。
貞淑な妻が、実は性的虐待を受けていたトラウマから不感症になり、毎晩のように悪夢をみるセブリーヌ。夫とともにベッドに寝ることさえ彼女にとっては大変なことなのだ。セブリーヌは夫婦関係を改善したくて、その方法として選んでしまうのは売春。どうにか、夫とベッドをともに出来るようにはなるのだが、一方で売春をやめられなく自分がいて、他の葛藤も出てきてしまう。その上、友人にはばれてしまうし、お客としてきていた男性に異常な愛され方をされ、夫を殺されそうになる・・・
妄想シーンがあり、どこからが本当でどこからが妄想なのかが、いまいち分からない。
そこも難しいんですね。
セブリーヌの過去を知るには目を凝らしてよく観ていないと、一瞬で終ってしまう回想シーンにあれ?というくらい短いから、もしかしたら気付かないで終ってしまう事だってありなのだ。
ワンシーンワンシーンをじっくり観たい映画です。
そうそう、解釈が難しいのは、
最後の最後に、夫がサングラスをはずし、まるで妻を許すかのように、微笑んで立ち上がる。
これは私には謎。売春をしていた妻を許したのか?
それとも、復讐心を燃やして立ち上がったのか?
介護されている妻に申し訳なさを感じていたのが、実は妻のせいだったと思い、心が軽くなり病状が劇的に改善されたのか?
もしかしたら、許してほしいと願うセブリーヌの妄想だったのかも知れない?
と、いくらでも解釈が出来る終わり方なので、難しい映画だということにしておこう。
でも、世の中にこんな美しい人が存在するとは・・・
って、言うくらいカトリーヌは美しすぎます。
ため息連続間違いなしです。